振替機能は、お持ちの銀行口座や財布間、電子マネーのチャージなどでお金を移動した場合に用います。振替は収入でも支出でもないため、自動的に家計簿の計算対象外としています。
支出元と入金先の両方から入出金の情報が取得されている場合、それぞれの履歴を指定した振替とします。
支出元と入金先の両方から入出金履歴が取得される振替の例
- 銀行からATM引き出しをして財布に入れた場合
- 普通口座Aから普通口座Bへ資金移動した場合
- クレジットカードで電子マネーをチャージした場合
- 入出金履歴より、支出元口座の支出履歴を「振替」に変更する
- 入振替先に入金先の口座を選択する
- 口座を選択すると、自動的に相手方の取引候補が表示されるので、日付と金額が一致する収入履歴を選択する
※ATM引き出しを財布と振替にする場合は、3.をせずとも自動で財布残高が変動します。
また、振替先の金融機関のみを選択し、履歴を指定しない形式で振替とすることがございます。
振替先の金融機関のみを選択し、履歴を指定しない形式で振替する例
- クレジットカードで通販の支払いをした場合
- 銀行からの月々のカード引き落とし
この場合には、それぞれの金融機関で支出履歴が取得されるため、金額が大きい方の支出履歴を振替として管理します。
- クレジットカードで通販の支払いをした場合
1.入出金履歴より、クレジットカード側の支出履歴を「振替」に変更する
2.振替先に通販を選択する
- 銀行からの月々のカード引き落とし
1.入出金履歴より、銀行側の支出履歴(引き落とし履歴)を「振替」に変更する
2.振振替先にクレジットカードを選択する
振替機能のメリット
振替をすることで、「お金の流れ」をより正確かつ簡単に把握することができるようになります。
大きなメリットは2点です。
- 現金管理がより正確に管理できます
- 定期的な積立やローンの返済などの設定ができます
1.については、財布(現金管理)機能で連動する銀行口座を指定すると、それ以降は、自動的に振替を行います。毎回、入力や計算対象外を行う手間がなくなります。
2.については、マネーフォワード MEで自動取得に対応していないローンや積み立て口座がある場合、未対応の口座を作成し、振替の入金先と指定すると、積み立てやローン返済と同じ形で残高が変化します。
振替機能の利用方法
振替の使い方は、大きく2点です。
- 自動取得された入出金を振替に変更する場合
- 手入力で振替を入力する場合
下記、詳細をご説明します。
(1)自動取得された入出金を振替に変更する場合
A銀行からB銀行の口座に1万円を移した場合を例としてご紹介します。
まず、振替対象の入出金について、右側にある「振替」の矢印を選択します。
振替を選択すると、計算対象外となります。(グレーで表示されます)
振替は、支出元と入金先の二つを登録することができるため、この場合は入金先側の金融機関が、「未設定」として表示されます。
未設定の入金先をクリックし、入金先の口座を指定します。
さらに、入金履歴の候補がある場合、選択肢として表示されます。
該当する取引を選択すると、出金のデータと入金のデータが自動で合算され、一つの入出金記録として表示されるようになります。
合算された入出金データは、下記のように一本化されたかたちで表示されます。
(2)手入力で振替取引を入力する場合
手入力で振替を入力する場合は、家計簿の手入力の欄より行います。
振替の支出元と入金先を選ぶときには、手動で登録された口座のみ選択となります。
振替の操作方法は下記をご覧ください。
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